基本的には交告商店の置き場(浦安鉄鋼団地内)での引取りとさせていただいておりますが、東北・関西・九州などのお客様との取引実績もありますので、製品の数量やお届け先に応じた運送手段で配送いたします。お気軽にご相談下さい。
まず、板厚・幅・長さ・数量をお伝え下さい。
溶断寸法での発注の場合、おわかりであれば仕上がり寸法もお伝え下さい。
例えば穴のサイズについて、仕上がり寸法を把握していれば、最終的に削って仕上げる場合は、穴があまり大きくならないように、また削らない場合は穴が小さくならないように考慮して切断出来ます。
各種溶断品のサイズ表記のポイント
※常に板厚×幅×長さの順番で表記するのが理想です。
※一般的に、四角(寸法切り)の短い辺を幅、四角(寸法切り)の長い辺を長さとして表します。
※リングの場合は、前に表記した方が外径、後に表記した方が内径になります。
サイズ表記の例
●寸法切り
板厚100mm、幅100mm(そのまま黒皮で使用)、長さ1510mmを
1枚の場合の表記
100 × 1000 × 1510 - 1
●丸切りの場合:
板厚30mm 直径φ512mmを3枚の場合
10 × φ512 - 3
●リングの場合
板厚20mm、外径φ875mm、内径φ230mmを4枚の場合
20 × φ875 × φ230 - 4
●型切り
寸法切りと基本は同じですが、幅と長さまでを()でくくります。
板厚25mm、最大幅230mm、最大長さ750mmを2枚の場合
25 × (230 × 750) - 2
100mm以上の板厚の製品に関しては、出荷後の機械加工がしやすいよう、基本的にすべて上面の切り口にサンダーがけをして出荷いたします。
100mm未満の製品であってもご相談に応じます。
機械部品の材料を多く手掛けており、お客様側で急に必要になった修理部品材料の切断を依頼されることも少なくありません。
大きさ・数量によりますが、可能な限りご要望に沿えるよう、短納期での対応を心がけております。
お客様が持ち込んだ材料を、交告商店で切断することです。
通常の圧延母材の持込みのほか、カットした丸棒に穴を開けてパイプ状にする、角綱材を切断するなど、様々な切断ケースに対応しております。
母材面積に対する製品面積の割合のことです。スクラップになってしまう割合が少ないことを、「歩留まりが良い」と言います。
特に単品ものについては、歩留まりに応じて溶断品の見積もり単価が大きく変わってくることがあります。
お見積もりをいたしますのでお気軽にご相談下さい。
天井クレーンを使い、製品形状や数量に応じてハッカー(鋼材吊り上げ用のカギ爪)や2.5トン吊りのリフティングマグネット、ワイヤーやチェーンなどで積み込みます。あらかじめパレットを支給していただければ、パレット積みも可能です。
溶断時に側面に入る傷のことです。
極厚溶断の場合はわずかな振動などで炎の流れが変わった瞬間にノッチが入ることがあります。
また、切断定盤で炎が跳ね返って下面のエッジに傷が入ることがあります。
傷が入らないよう、細心の注意を払って切断いたしますが、運悪く傷が入ってしまった際は必要に応じて溶接で丁寧に補修いたします。
なお、傷が入ってしまった場合の対応について、ご要望がありましたらお伝え下さい。
切断時に出る溶断クズ(溶けて流れた鉄)のことです。
溶断すると下面のエッジにこれがこびりつくので、ハンマーとタガネで、手作業で丁寧に除去して出荷いたします。
例えば20mmの板厚に対して、φ15〜φ20くらいの小さな穴をあけることも可能です。お気軽にご相談下さい。
最大で120mmくらいの厚さも溶断可能です。ただし、精度など詳細については打ち合わせが必要です。
CADデータは、DXF・DWG・ANSの各ファイル形式で受信が可能です。
お送り頂ける際は、お問い合わせフォームもしくはお電話でその旨ご連絡ください。
鍛造や圧延のとき、鉄の表面にできる酸化皮膜のことです。圧延鋼板の表面は、通常この皮膜で覆われています。
転じて材料の切削加工時、加工しない面を通称「黒皮」と呼んだり、「この面は削りません。黒皮のまま使います。」、「ここも黒皮です。」などと言ったりします。
つまり黒皮の箇所は、溶断面が最終製品にそのまま現れるので、直角度や精度について打ち合わせ~切断時に注意が必要です。